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2018年12月23日 (日)

ありがとう陸上@天野

みなさまこんにちは。
気づいたらもうすぐ修士修了の天野です。

私はケモインフォマティクスという分野の研究をしてます。
化学 (私の場合は生化学) の課題を情報科学手法を用いて解決しようぜって分野です。

化学系の人、材料系の人、情報系の人、生命系の人、その他の人?
{ケモ, バイオ, マテリアルズ}インフォマティクスやろう!! (微宣伝)




-*-*- 練習について -*-*-

昨日の練習は、往復走 40m × 6 + 60m × 6 + 80m × 8 でした。
40秒毎にスタートする形式でほとんど休む暇がありません。
体力を温存してたはずなのに、最後の80mのセットのときはなかなかしんどかったです。

私自身、今では土曜日しか練習していないので、毎度毎度体力の無さに絶望してます。
先週の40秒間走でもそうでしたが、今回も酸欠でめちゃめちゃ頭が痛くなって、帰宅して即爆睡しました。
一方B1の子らは結構頑張ってたような印象を受けたので、この調子で頑張ってもらいたいですね。




さて、せっかくなので、この場で今年の陸上の話と就活の話をします。


-*-*- 陸上について -*-*-

結論から言うと駄目でした。
昨年10"77と21"67を記録して、今年もそれなりには走りたいと思ってましたが、残念ながらそれは叶いませんでした。
原因を考えます。



1. 合練に全然参加できなかった。
2. リレーのバトン練が多くて、個人の練習が疎かになった。
3. 研究のプレッシャーがあり、陸上に集中する時間が明らかに減った。



1は意思の弱い自分にとっては致命的で、合練参加日数が減った分個人練習を入れましたが、質がとても低かったと思います。
2は言い訳です。
3も言い訳です。


練習の質、量ともに激減してしまい、結果が出ないことでモチベーションも落ちる悪循環に陥りました。
なんとか打開したかったのですが駄目でした。
一つもPBが出なかったシーズンは初めてです。

東工大の学生は大体修士卒なので、陸上も6年間続けられるわけです。
しかし、6年間ずっとガチり続けるのはなかなか難しいようです。



負け惜しみになりますが、昨年までにある程度結果を残せていたので良かったです。
前回の記事では永島が萎えてましたが、個人的には4継で上を目指すことができて良かったです。
高校時代は43秒台後半で、大学で40秒台で走れるとは思ってもいませんでした。

ちなみにもし来年以降も陸上を続けるならマスターズ陸上だと思っていますが、具体的には何も考えていないです。
修了まではとりあえず週一の楽しみで練習に参加します。





-*-*- 就活について -*-*-

最近いろんな人と就活の話をします。
異常なほど頑張って就活をした同期の話を聞いたときは、すごい行動力だなあと関心させられます。

私はOB訪問とかSPI対策とか本当に全くしなかったので、そういったガチ勢の方々の経験談を聞くと、恥ずかしさすら覚えます。
逆に私の保守的な就活の話をすると、「へ〜〜すごいね」くらいの感想しか聞かないので、おそらく実際に微妙なんだと思います。



そんな私ですが、就活をやっていた中で、陸上の経験が果たしてプラスに働いたかどうかということについてお話しします。
※以下の記述はあくまでも私個人の考えなので、誤りが含まれる場合や、当てはまらない場合があることをご了承願います。


なんだかんだB1からM1まで陸上を続け、学生時代頑張ったことは何かと問われれば陸上だと即答する自分は、
ES (エントリーシート) の設問に対する回答にも陸上の経験を織り込みました。

「学生時代で頑張ったこと」 では100mの話をし、
「困難に直面した経験」 では肉離れの話をし、
「仲間とともに取り組んだ経験」 では4継の話をしました。


特技・趣味欄には 100m走10"77 と書きました。
これにはどの企業の方も必ず食いついてくれました。 (面接官の皆様、ありがとうございました…!)


どうやって速くなったの?」  とか
どうやったら速くなれるの?  のように

これまでしっかり考えて陸上をやってきた人ならドヤ顔で回答できる質問をされるので、
非常に答えやすいと思います!


ちなみに私はその質問に対して、

筋トレとフォーム改善ですね

と100点満点の回答をしました。ありがとうございます。


つまり、陸上やっている皆さん、陸上は就活に有利ですよ!!!



・・・と、言いたいところですが、当然競技をやっているだけで有利になるわけがありません。


当たり前ですが、陸上をやっていることが評価されるのではなく、
陸上に取り組む中で身についたスキルが評価されるのだと思います。
では、何が評価されるのかを再考したので、解説させていただきます。



1. 論理的思考力
2. 他人と議論する能力
3. アウトプットする
能力
Ex.サポート能力


==========具体的な解説はじまり==========

1は自分でトレーニング計画を立てる力みたいな感じだと思います。
もはや無意識で練習をする人はいないと思いますが、努力の方向が誤ってしまい、結果に結びつかない人はいると思います。

狙い通りに結果が出ている人は、論理的に思考できているのではないかと思われます。
強くなるために必要な能力は何で、どうやったらその能力を鍛えることができるか、そもそも強い人にはどんな特徴があるのか・・・
みたいなことを色々と思考してきた人は、研究や業務でもその力を遺憾なく発揮してくれると企業側は評価するのでしょう。

真面目に陸上に取り組んでいる人は、多かれ少なかれその力を持っていると思います。


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2はコミュ力的なやつですが、単なる日常会話力とか社交能力とは異なります。
議論とは、自分の意見と他者の意見を共有して、自分の意見をより強固なものにしたり、新しい考えを取り入れたりするのが目的です。
決して相手を論破することが目的ではありません。基本的に議論に勝ち負けはありません。

大学でも陸上を続けている人なら、誰しも自分なりの理想や理念を抱いているはずです。
他者に説明する能力はとても重要で、頭の良い人は説明もとても上手いです。
他者に自分の意見を理解してもらうためには、自分の考えを整理した上で、それを論理的に説明していくことが求められます。
時にはその意見を否定されることもあるかもしれませんが、それを自分の成長の機会と捉えられると良いのかなと感じます。

議論する場が増えるとそれだけ強くなるきっかけが増えることになり、自分にとっても部にとっても重要なことだと思います。
この辺は東工大陸上部では良い傾向があると思いますが、もっと良くしていきたいものですね。


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3には競技力とか言語化能力が含まれます。
努力の成果を競技成績に反映させる(=アウトプットする)力、自分の考えを文章に起こす(=アウトプットする)力はとても重要です。

陸上は結果が全てなので、色々考えて努力していても結果が出ていなければ評価されません。
一緒に練習してきた仲間達はその努力の過程を見ているかもしれませんが、残念ながら初対面の人はその過程を知りません。
幸い陸上は具体的な数値として結果が残るので、良い結果を出しておけば簡単に自己アピールに繋がります。

一方で、競技力が高くなくても、人一倍努力を積み重ねてきたという経験を説明することも自己アピールになります。
努力の過程という数値化しづらいことを言語化する力がアウトプット力として評価されます。

色々と考えていても、その考えを上手く説明できない人はアウトプット力が足りません。
このブログを開設したのにも、東工大陸上部の宣伝という目的だけではなく、部員のアウトプットの練習の場という意味があります。

ブログだけでなく、練習日誌をきちんと書くことも同様の意味で重要です。
文章作成を定期的に行うことで、論理的思考力や他者に自分の考えを説明する能力が向上すると思われるので、今後も続けていってほしいです。
あと単純に読んでて面白いです。


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また、競技面だけではなく、サポート面でもアピールすることが可能です。
平たく言えば、他人のために労力を費やすことができる人は強いです。
上記3つとは毛色が異なるので、Ex.としました。

サポート面と言えば、例えば、
スタート出しをする、練習記録を取る、ビデオを撮る、動画をアップロードする、競技のアドバイスをするといったことから、
部の運営をする、他大学との合同練習開催の取り次ぎをする、何か新しい仕組みを導入するといったようなことまで様々な事柄が挙げられます。

例えそれらが自主的でなくても、やったという事実に変わりはありませんので、多少美化しながらアピールしても良いと思います。
そのような献身的な姿勢を重視する企業は必ずあるはずですし、
せっかく面倒なことやってるんだから、それくらい自慢してもいいじゃないということです。


==========具体的な解説おわり==========


こういった能力を大好きな陸上のエピソードを交えて面接官にアピールすることができるので、良い評価を得られるのではないかと考えました。
ある企業の最終面接では、8割くらい陸上の話をしていました。
個人的にも楽しかったですし、面接官の方も興味深く聞いてくださっていたので、陸上やってて良かったなと感じました。

というわけで、陸上は就活に役に立った、でした。

ちなみに100m以外の競技の記録を未経験の面接官に言っても理解してもらえないので、
自分の凄さをアピールできる指標を用意しておく必要があります。

妻木くん400m47"35(当時)とか小林くん走高跳2m10とか言われてもまあよくわかりませんよね(どうアピールしたのか聞いてみると面白いと思います)。


まあその辺は頑張ってください。





-*-*- 総括 -*-*-

そんなこんなで私の学生陸上は幕を閉じそうです。

中々に説教じみた内容になったような気がしますが、まあ私はM2で偉いのでこれくらい許容範囲ですかね。


自分の就活体験を、はてなブログ等で公開しようと思っていた時がありましたが、結局面倒くさくなってやめてしまいました。
ですので、この場でアウトプットできて良かったです。

M1やB3の人はこれから就活が本格化していくと思いますが、自分の努力の成果を一歩引いた視点から見直すと、自分って意外と結構頑張ってたなあと感じられるかもしれません。
そういうところを積極的にアピールしていきましょう!

そして、特技・趣味欄には「陸上競技、種目名、自己記録、備考(順位など)」を書いておいて、面接官に拾ってもらいましょう。


就活がまだ先の人も、上記の内容を意識しておくと後々役に立つと思います。
調べていませんが、陸上のブログで就活のこと書く人レアじゃねって思ったので書いてみました。
何かの参考にしていただければ幸いです。



最後に、また3月くらいに記事を書く機会があるかもしれませんが、無いかもしれないので言っておきます。

6年間東工大陸上部で活動できてとても良かったです!

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